ホタルから学ぶ、ぼく・わたしのここを見て
今回はホタルの話をしながら、人間についても考えていきたいと思います。
昨今は、ホタルを見る機会もめっきり減ってしまいましたね。
ところで、みなさんはホタルがオスとメスで光り方が違うのはご存知でしょうか。
ホタルのオスは強い光を発して自分をアピールします。ホタルのメスは、優しいぼんやりとした光でそれに応えます。そして、光り方のリズムは、オスが一定なのに対し、メスは不規則なのだそうです。(種類によっても違うかもしれません)
この話を聞いたときに、ふと人間に置き換えたらどういうことなのかなと考えました。
ホタルのオスの勝負するところは、光の強さと光り方(見せ方)での勝負のみになります。
人間においても、ステータス、つまりお金を稼ぐ能力とか、勉強が出来るとか、背が高いとか、運動神経がいいとか、そのようなところで女性に判断されることってありますよね。
ホタルのメスに関しては、不規則に自分独自でのアピールになります。人間に置き換えると、「私はこういう人だから、みんな認めてね」という感じでしょうか。
このホタルの特徴と人間を照らし合わせた時に、何かコミュニケーションのヒントを得られたとは思いませんか?
つまり、男性に対しては、自分の能力・結果、またはその努力の過程を認めてあげるようにすればどうでしょうか。
女性に対しては、他の人と比べずに「あなただけ」を思っている・尊敬している・大事にしているという関わりを持てばどうでしょうか。
きっと、男性と女性でここを見て欲しい、褒められたい、認めてほしいというポイントは違ってくると思います。もっと言えば、人それぞれ自分の大事にされたいポイントは違うと思うのです。
もちろん、ホタルと人間では出来ることは全然違います。だからこそ、みんなが認め合えるように、人間ってすごいんだと思われるように成長出来ればいいなと思っています。
人間も、動物も、植物だって、自分の力で自分の意志で生きています。みんながお互いに、その意思や相手を尊重できれば、世の中はもっと素晴らしいものになるような気がします。
まとめると、「あんたも私も最高じゃん!!」ってことです。
この記事を書く、原動力を頂いたホタルさんには感謝しております!!