発達障害には治る(気質を変えられる)ものがある

不揃いの石

持って生まれた発達障害

発達障害は医療機関でも判断が分かれるほど、非常に見極めることが難しいものです。

脳機能の障害として位置づけられています。

自閉スペクトラム症は1歳~症状が出始めたり、注意欠陥・多動性障害は7歳までに見られるようです。

発達障害に関して参照した記事:ドクターズ・ファイル

このような方たちに対して、カウンセラーが出来ることは、2次障害のケアです。

周りの人に理解されないことや、努力しても上手くいかないことが重なると、ストレスが大きくかかります。

その結果、精神症状(不安・緊張など)や身体症状(頭痛・腹痛など)、不登校、引きこもりなどを引き起こしやすくなります。

普通や一般という枠を外して、その子なりの・その人なりの特性を活かしながら何が出来るかを一緒になって考えていきます。

「療育」というのも1つの選択肢だと思いますので、本人の気持ちを尊重して専門機関に相談してみてもいいかと思います。

変えられる発達障害

男の子の肩を組んであげている女の子

ここからは、本記事のタイトルの本題部分になります。

持って生まれた発達障害は脳機能の問題ということは先に伝えたとおりでありますが、環境で発達障害に近い特徴を持つようになることもあります。

・絶対にミスはするなと毎日プレッシャーをかけられる(そう感じている)⇒過度な緊張から余計に失敗を繰り返す

・両親がよく自分のことで言い争っていた⇒過度に人に気を遣うようになる⇒人を避ける

このように、環境によって発達障害に近い特徴を身につけたということも十分に考えられます。

またそうした特徴に関しては、変えることが出来ます。

今の自分を苦しめる原因となる考え方や感じ方を脳に深くインプット(トラウマ)したために起こりうる症状と言えるでしょう。

トラウマ克服が発達障害を変える

白い花と太陽

トラウマは、適切な手順を踏んで対処していけば克服可能です。

その手順はひとそれぞれ合う方法が異なりますが、自分が自分のために自分自身を変えたいという原動力が解決に大きな力を与えます。

そして、そのトラウマを乗り越える過程で(成功体験など)、発達障害のような特徴も変わっていきます。

もし、この記事をお読みいただいた方で、自分の特徴と諦めてしまっていることがあったとしても、

小さい時からその特徴を持っていないのであれば、相談する価値は十分にあると思います。

お問い合わせ/予約はこちら

また、持って生まれた特徴として発達障害をお持ちの方で不安や緊張に悩んでいるということでしたら、まずはじっくりお話を聴かせて頂きます。

発達障害はグレーゾーンも広く、生き辛さを抱え、気分障害(抑うつなど)に繋がるかもしれません。

私は「出来ないことをやれ!」なんてひどいことは言いません。

自分のペースでやれることや、自分らしく生きられるような方法を一緒に考えさせて頂きたいなと思います。

ただ、気質そのものが変わるペースは非常にゆっくりなものになり、改善を実感することはなかなか出来ないかもしれません。

当カウンセリングルームでは、お金がかかるのでゆっくり気長にというのは経済的に難しいかもしれません。

一応、下記に発達障害の支援センターや医療機関のリンクを張らせて頂いたので、そちらも合わせてご参照ください。

周りの人があなたのことを何というか分かりませんが、

「出来ない」「分からない」ことは決して「悪い事ではない!」

私は一生懸命頑張るみなさんの味方でありたいなと思っています。

静岡市発達障害者支援センター「きらり」

静岡市 心療内科 精神科 | 発達障害を考える会 | あおいクリニック

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