「聴く」カウンセリングから「効く」カウンセリングへ

丸太の上に乗っているティーカップ

今回の記事は、ふと感じていることを綴っていますので、まとまりがない点と話し言葉になっている点をご了承ください。

聴くことはとても大事で難しい事

私がうつ病で初めてカウンセリングを受けようとしていたころは、

話を聴いて貰うだけで解決するわけがない」と思っていました。

 

確かに話しを聴いて貰うだけで悩みが解決することはありません。

 

しかし、自分の思いや考えを否定されずに話が出来た経験みなさんはありますでしょうか?

思い返せば、いくら仲のいい友達や家族であっても、
「これを言ったら相手を傷付けるかもしれない」
「相手に迷惑がかかるかもしれない」
「嫌われてしまうかもしれない」
このような考えから素直に自分の気持ちを表現することが出来なかったのだと思います。

そうした背景もあってか、初めてカウンセリングを受けた時は形容しがたい「安心感」や「安堵」のような気持ちを感じました。

 

だからこそ私はカウンセラーとして働いている今、聴くに堪えない辛いお話や理解しがたい話をされても逃げずに最後まで相談者の話を聴くことを1番大切にしています。

聴くだけでは関り不足

干からびている土地

これも体験談になりますが、私が初めてカウンセリングを受けた時に話を聴いて貰えたことは良かったものの、

「それであなたはどうしたいのですか?」

「その時あなたはどう感じましたか?」

などとずっと質問をされてしまい、後半は少し苦しい思いをしました。

「自分でもどうしたら分からないから相談に来ているのであって、そんな質問責めにされても・・・」

と感じていたからです。

きっと私が求めていたのは解決する方法なり、そのきっかけになるアドバイスです。

 

カウンセラーである以上、そのきっかけも見出す力は必要なのかなと思います。

ただ注意したいのは、「これが良さそうだ!」と思っても絶対にそれを押し付けないこと。

例えば、「この問題はこうやって解くんだよ!」と教えても、

教えた相手が今どの問題に取り組んでいるか分からず、問題集をぺらぺら捲っている状態ではプレッシャーをかける行為になってしまいますものね。

 

・明日に繋がる情報提供を行う(考え方やコミュニケーションの取り方など)

・何となくでも癒しや安心感を感じてもらう(セラピー的な関り)

 

有料のカウンセリングルームならば、このような手土産は必要だと私は考えています。(役に立てなかったら申し訳ありません・・・)

「効く」カウンセリングとは?

水面に浮かぶ花

私が感じる「効く」カウンセリングは変化を感じるカウンセリングだと思っています。

 

・カウンセリングを受ける前はこんな気持ちだったけど、今はこんな気持ちになりました!

・昔はよく腹を立てやすかったのですが、今では穏やかに過ごせています。

 

このような体感が少しでもあれば、順調に進んでいるのでしょう。

もちろん、すべてがプラスの方向に行くとは限らないのですがただ立ち止まって耐えるというところからは脱却できそうです。

参考までに当カウンセリングルームのお客様の声のリンクを張っておきます=カウンセリングを受ける前の気持ちと受けた後の気持ちを手紙にして頂いています

最後に私の悩み・・・

道端に生える雑草

カウンセリングの魅力が少しは伝わりましたでしょうか?

悩みの大小や、病気の有無、年齢や性別問わずに1人でも多くの人にカウンセリングに触れて欲しいなというのが私の願いです。

日頃不満を感じている人、いつも受け身で耐えることがクセになっている人、諦めてしまっていることがある人、もっといい人生を送りたい人など少しでもこの記事を読んで興味が湧いた人はぜひご連絡頂きたいです。

合わなければ、他のところでも全然かまいません。

カウンセリングがみなさんの身近なものになるよう私も努めていきます。

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