今回の記事は、私が今ふと感じていることを綴っているだけなので、興味のある方だけ読んでください。
私がカウンセリングを勉強するようになってから、ずっと違和感を感じていたことがあります。
それは、「カウンセラー」と「クライアント」という呼び方です。
完全に個人的な感じ方ですが、カウンセラーって偉そうに感じてしまったのです。
また、クライアントという呼び方も格好よすぎて、何となく変な気分になります。
今は、林さんとお客さん(〇〇さん、あなた)でやっているつもりですが、この方がまだしっくりきます。
(先生と呼んでくださる方も大勢いますが、本当に林さんとかでいいですからね)
カウンセリングを進める中で、その関係も少し変わっていくような気がしました。
カウンセリング 初期~中期
カウンセリングの初期は、お客さんは本当に困っている状態で入室されます。(気軽に来て下さる方も増えてきてはいます)
・誰にも言えない悩みがある
・本当に分かって欲しい相手に思いが伝わらない
・自分自身、いったい何をすればいいのか分からない
藁にもすがる思いで入室される方の話を私は一生懸命じっくり聴かせて頂きます。
お客さんは今日まで来る中で、いろいろな出来事や努力してきているので、絶対に今の思いや考えを軽々しく否定しません。
それと同時に救いの手(手段)を求めているのも事実なので、何か希望を与えるような関わりも必要かと思います。
そうした関わりを数回行うと、お客さんの中にはカウンセラー依存になるケースがあります。
カウンセリングの世界では、依存関係はダメだと学びましたが、初期に関しては許してほしいのです。(誰に許されたいかわかりませんが(笑))
なぜなら、先も言った通りお客さんは自分で悩んだ末にここにきているのですから、
希望くらいは提供して一緒に足掻く時間も必要だと感じるからです。
カウンセリング 中期~終期
中期以降に関しては、関わり方も変えていきます。
なぜなら、カウンセリングの1つの目標には「自立」があるからです。
カウンセラーなしでも、親がなしでも、パートナーなしでも自分の力で立つのは、
自らの人生を幸せにするのに必要条件だと思います。
そのため、初期の依存関係から脱却し、自分の力で考え行動していくように促して見守ります。
ここがとても難しいのですが、うまく出来るようになれば、
過去の自分よりも成長した自分、強くなった自分が待っています。
成長したり、強くなっていけば、他人から認められなくても、「自分」の力を「信じる」ことが出来るようになるでしょう。
つまり、「自信」がつくのです。
そうすれば、社会の中でも家族の中でも、うまく立ち回れるようになろうかと思います。
理想の親子の関係
ここまで読んで下さった方には、少し分かって頂けましたか?
最初は依存しながらも、希望を与え、成長と共に自立を促し、見守る。
これって理想の親子のあり方ではないでしょうか?
私もあなたの成長を心から信頼し信用します。
困った時には、私はここにいるので遠慮なく話して下さいね。
年上の方も大勢いらっしゃるので、おこがましいかもしれませんが、
私はここに来て頂ける方たちを「我が子」のように思っています。