親子・夫婦カウンセリング
はじめに~
親子カウンセリングも夫婦カウンセリングも原則、両者ともに改善の意思があること(大小は問いません)を確認してください。
ケンカの仲直りにも言えることですが、「自分が絶対に正しい」と思ったら、仲直りのしようがありません。
基本的には両成敗。
「自分のこんなところがあなたを傷付けていたんだね。でも、私はこんなことをされて傷付いたんだよ?」
このように両者が客観的に素直になれるよう、カウンセラーを交えて関わり方を学びなおすカウンセリングです。
親子カウンセリング
親子で受けて頂くカウンセリングになります。
私も子を持つ親の1人ですが、子育ては非常に大変だと思います。
ただ、忘れないで頂きたいのは、親が子を心配するのと同じくらい、子どももまた親を気遣っている、気にしているということです。
親が子どもを思って、手取り足取り教えるのは、子どもの自主性の妨げにもなり得ますし、かと言って完全に放任では、子どもの安心できる居場所がなくなってしまいます。
親も子も1人の人間なので、すれ違うのは仕方の無いことです。
そうなった時に上手く折り合いを付けていくことが、お互いの成長にも繋がると思いますので、行き詰った時には、1人で抱え込まずに相談して頂ければと思います。
「親」という字は、木の(上に)立って見ると書きます。
子が助けを求めて来た時には、温かく抱きしめて、後は見守る姿勢でいることが適度な距離感なのかもしれません。
子の悩みも、親の悩みも言ってしまえば、家族の悩みなので、みんなで解決できる方向に向かえるよう、専門家がサポートいたします。
・夫婦カウンセリング
ご夫婦で受けて頂くカウンセリングになります。
離婚理由の多くが性格の不一致ということですが、私の感覚ですと、お互いの価値観の相違が大きいように思います。
その価値観は、自分の育った家庭からきている価値観になっていることが非常に多いです。
お互いに違った家庭環境で育てば、違う価値観になり、その二人が新しい家庭を持てば、当然衝突します。
もしくは、どちらかが我慢をし不公平感を感じるでしょう。
そうなった時に、どのようにお互いを尊重しながらすり合わせることが出来るかが夫婦円満のカギになろうかと思います。
結婚の最大級のメリットは、自分の精神的に安心できる場所を得られるということにあります。
しかし、家庭環境が悪ければ、必ず何かしらの問題が生じているはずです。(DV・虐待や不眠、精神疾患など)
今のストレス社会に対応していくには、夫婦や家族が、精神的に支え合える状態に無いと難しいのかもしれません。
核家族化で地域交流も希薄になっている今、自分の帰るホームが安心できる場所になるように、一緒に考えていきませんか??