
スマホやSNS、ニュース、便利なAIツール…。
私たちは毎日、驚くほどたくさんの情報に触れています。
便利な反面、
「気づけば情報の整理ばかりしていて、肝心の“気持ち”が置き去りにされてしまう」
そんな声もよく耳にします。
実は、先日アップした年末年始のお知らせを書きながら、
私自身も「情報整理に追われて、気持ちの整理が後回しになっていたなぁ」と感じる場面がありました。
そこで今回は、
情報が多すぎる時代に、心を守る小さな習慣
についてまとめてみました。
目次
気づかないうちに溜まる「情報疲れ」のサイン
現代の疲れは、身体よりも“脳の疲れ”としてあらわれることがあります。
特に情報を受け取り続けていると、心が追いつかなくなりやすいんですね。
たとえば…
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なんとなく落ち着かない
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考え事がまとまらない
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SNSや検索を“見ていないと不安”になる
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眠りが浅い・寝つきが悪い
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気持ちの正体がつかみにくい
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「なんでこんなに疲れてるんだろう?」と説明できない
こうしたサインは、
「ちょっと情報を取りすぎているよ」という心のアラートのようなものです。
なぜ“情報過多”は心の余白を奪うのか
理由はとてもシンプルで、
脳の処理できる量には限りがある からです。
情報が増えるほど、脳は無意識のうちに
「判断・比較・整理」を繰り返します。
すると本来、
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気持ちを味わう
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心を整える
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ゆっくり考える
ためのスペースが少なくなってしまいます。
また、情報が多すぎると
『もっと良い答えがあるはず』
と探し続けてしまうこともあります。
・何を選べばいいかわからなくなる
・検索が止まらない
・“正解探し”がクセになる
といった状態は、情報で頭がいっぱいのときに起きやすいものです。
今日からできる “心を守る小さな習慣”(厳選3つ)

ここでは、無理なく続けやすいものだけを3つ紹介します。
どれか1つで十分です。
Ⅰ“調べずに決める日”をつくる
たとえば、ランチ、家事、買い物など。
あえて検索せずに、小さな選択を自分で決めてみる。
「調べない」という選択が、
心の静けさを取り戻すきっかけになることがあります。
Ⅱ 身体感覚に戻る時間をつくる(呼吸・散歩・ストレッチ)
情報で頭がいっぱいのときほど、身体が置いてけぼりになりがちです。
ゆっくり呼吸をしたり、外を少し歩くだけでも、驚くほど気持ちが整いやすくなります。
身体の落ち着きが戻ると、心にも余裕が生まれます。
Ⅲ 「いまの私に必要?」の一言フィルター
情報を見た瞬間に、
「これは今の自分に必要かな?」
と一度だけ問いかけてみる。
この“ひと呼吸”があるだけで、
不要な情報を抱え込みにくくなります。
情報は選べる。心の余白は、自分でつくっていける
あふれる情報の中で、全部を受け取る必要はありません。
「いまの自分に必要なものだけ」そっと選んでいくと、心の中に少しずつスペースが生まれます。
そのスペースこそが、
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気持ちを整える場所
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本音を感じる場所
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ゆっくり深呼吸できる場所
になっていきます。
完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
小さな習慣をひとつ続けるだけで、心の景色は少しずつ変わっていきます。
おわりに

年末は、気づかないうちに心が忙しくなる時期です。
「情報を追う日」よりも、
「気持ちを大切にする日」 を、ほんの少しだけ増やしてみてください。
そして、
「ちょっとしんどいな…」
「気持ちが追いつかないな…」
そう思ったときは、いつでも相談して大丈夫です。
心の整理は、ひとりでやらなくてもいいものですから。

うつ病歴3年。カウンセリングによって症状が寛解した体験を持つ。
現在は産業カウンセラーとして、個人のカウンセリングからメンタルヘルスの研修講師、行政(静岡県・静岡市)の相談員を務める。
「カウンセリングをもっと身近に」をテーマに押し付けない、負担にならないカウンセリングを心掛けています。



