開業5年目にして、とうとう本に紹介されることとなりました。(該当ページは12~13P)
と言いましても、2ページだけですが・・・
それでもカラーで自分の写真やインタビューを受けた内容が記載されていると嬉しいような、
何か気恥ずかしいような不思議な心境です。
まぁ、そんなことはさておいて、
こちらの本は主に支援者(家族も含む)に向けた本にはなりますが、
認知行動療法って何?
セルフケアにお勧めの方法ない?
などと感じる方にもとってもいい内容が詰まっていると思いました。
自分が自分を支援する、言い方を変えれば自分が自分の機嫌を取れるようになればセルフケアが捗るでしょう。
同じような出来事が生じた時に、怒りや悲しみ、不安などストレスに繋がりやすい感情を持つ人もいれば、
その一方で、やる気や希望、喜びや楽しみに感じられる人もいます。
その違いは、その人の考え方や捉え方の違いによるものであるとするのが認知行動療法の出発点です。
もちろん僕らカウンセラーは、自分を苦しめてしまうような偏った考え方(認知の歪み)を盲目的に正そうということはしません。
そのような考えを持つに至った経緯や気持ちに寄り添い共感しつつ、
これから先は自分の考え方が自分自身を苦しめることがないように捉えられるような「きっかけ」を作るに過ぎません。
何がその人の生き辛さや問題を解消したり、緩和するかは分かりませんが、
それでも、限られた時間の中で全力で相談者と関わろうという姿勢で、僕は1件1件のカウンセリングに臨んでいます。
話しがやや脱線してしまったかもしれませんが、
いろんな捉え方や考え方も認められるようになれば、
いろんな自分やいろんな他人を許せるようにもなると思いますので、
もしご興味お持ちいただきましたら、こちらの本でも良いですし、カウンセリングをご利用いただくことをお勧めします。
(書籍は各種書店、アマゾンなどオンラインでもお買い求めいただけます)
うつ病歴3年。カウンセリングによって症状が寛解した体験を持つ。
現在は産業カウンセラーとして、個人のカウンセリングからメンタルヘルスの研修講師、行政(静岡県・静岡市)の相談員を務める。
「カウンセリングをもっと身近に」をテーマに押し付けない、負担にならないカウンセリングを心掛けています。