パワハラ・モラハラをする理由

こぶしで台をたたく

パワーハラスメント(パワハラ)やモラルハラスメント(モラハラ)は日常的によく聞かれる言葉になってきました。

 

そこで今回は、パワハラやモラハラをする理由を紹介し、被害を受けている方は相手の実態を知ることで少しでも穏やかになれればと思います。

よく分からない相手こそ、怖いし・不安だと感じますからね・・・

 

また、もし自分がしてる方、そのように言われた方は耳が痛くなる内容ですが受け止めて貰えると自分のためにもなると思います。

1.相手を許容できない(自分の物差しで相手を見る)

三角定規と鉛筆

これが、一番大きい理由です。

人が怒りを感じるときの多くは、自分の思惑が外れた時ではないでしょうか?

・「やっておいて」とお願いしたのに何もしてくれなかった

・たくさん努力をしたのに、報われなかった

このような時に、怒りや憤りを感じると思います。

 

でもそれは、自分が勝手に想像していた期待と違うことが起きたからに過ぎません。

パワハラやモラハラをする人は、それが許せない人たちです。

無理やりに力で自分の期待に近づけようとしているのです。(許せないから自分が納得できるように)

 

よくいう器が広い人というのは、自分の期待や想定したこと以外の出来事が起こっても、それを受容できる人なんだと思います。

2.ストレスのはけ口にしている

火山の噴火

ストレスを自分の内に留めておくには限度があります。

 

自分のストレスを溜める限度を超えそうになった時や、超えてしまった時にそのストレスを相手にぶつけてしまうのです。

 

それがパワハラやモラハラになるほどのエネルギー源になります。

まさしく火山が噴火するようなイメージかもしれません。

 

きっと、ストレスを小出しにする方法が分からないのでそうした事態になるのだと思います。

3.自分の優位性を保ちたい(相手より上に立ちたい)

馬に乗った偉い人の像

職場などではこのような心理も多いに働くことでしょう。

良くも悪くも人には「役割」を与えられることがあります。

課長や部長などの役職、父や子などの家族の属性、趣味の世界でもリーダーとメンバー。

このような役割を担うと、その役割に合わせなければいけないと感じます。(スタンフォード監獄実験:役で囚人と看守に分けたところ、その役割に合わせたイメージになった )(*出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

もし、重要なポストになった時や、仕事の経験が増えた時にはそれ相応の役割を演じなければいけません。

 

自分がその能力に見合わないとどこかで感じているならば、

せめて声を張り上げたり、あれこれ理由をつけて論破し、

優位に立とうと考えても無理はないのかもしれません。

パワハラ・モラハラを真に受けない

穏やかな川

パワハラやモラハラをする理由を紹介しましたが、少しは見え方が変わりましたでしょうか?

 

人が人を傷付けるということは避けたいことです。

しかし、パワハラ・モラハラをする人たちは以上の理由を無意識に感じていることが多いです。

 

そのような人の言葉をいちいち真に受けていると心が本当にしんどくなると思います。

相手の言い方は出来るだけ無視して、何を言いたいのか、何が許せないのか理解してあげるといいと思います。

 

どんなことでもそうですが悩みや問題を1人で抱え込むのは禁物です。

出来るだけお早めにご相談頂けると幸いです。

また、この文章を読んで自分を改めたいと思った方も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

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