毒親について
最近は少しずつ言葉として定着しつつある「毒親」ですが、なかなか耳が痛くなる苦しい言葉です。
本記事では、「毒」かどうかはさておいて、
・自分の言うことや考えることを否定し続けた親
・両親が家におらず、子どもとの過ごす時間が短かった親
・しつけと称して、今で言う虐待や体罰をしていた親
・兄弟はじめ、自分と他の人を比べるような関わりをした親
程度はあろうかと思いますが、以上に該当する方には読んで頂きたい記事になっています。
実家を出ても、その呪縛は付きまとうことも少なくないので、他人事だとは思わずに読んでみて下さい。
親子のパワーバランス
親子には嫌が応にも力関係が生じてしまいます。
それもそのはず、子どもは自分で稼ぐ能力も無ければ、食事など家事をこなすことも難しいものです。
なので、子どもなりの処世術(生きる術)を考えると、いかに親に大事にされるかを感じたり、考えるでしょう。
これが極端になると、親が求める子どもになることが生きる目標になってしまいます。
そうした目標は、子どもが自立する過程で必ず障壁になります。
親のエゴを押し付けられた子どもや、親に気を遣う子どもは、遅かれ早かれどこかで生き辛さを抱えることになります。
「自分の気持ちに蓋をする」ことは大人であれ・子供であれ、きっと毒になるのでしょう。
言いたいことも言えないこんな家族はポイズンなのです。
親に認められない子どもは自信を失う
親に認めて貰うべく、一生懸命に努力をする子どもや、親に相手をしてもらうために、問題行動を起こす子どもに対して、
話しを聴いてくれなかったり、努力の過程を認めてくれないとどうなるでしょうか?
きっと、自信を失うでしょう。
学校の先生でもなく、友人でもなく、一番認めてほしい親から認められないことは、とても悲しいことです。
自己肯定感が欠けると間違いなく生き辛さに繋がります。
生い立ちの中で、「これで自分はいいんだ!!」と思えることがあったでしょうか?
本当の自分を取り戻すために・・・
ここまで読んで頂いて、何か感じたことはありましたか?
親は子に多大な影響を与えます。
もし、それが悪い影響ならば、離れること・精神的に自立することが重要です。
親から愛されなかったり、認められなかったら、自分が自分を愛し・認めて下さい。
難しいですよね・・・
だからカウンセリングが必要なのです。
カウンセラーの基本的なスキルは傾聴・受容・共感です。あなたの考えや・感じ方を否定することはありません。
脱毒親で、自分の人生を一緒に取り戻しませんか??
うつ病歴3年。カウンセリングによって症状が寛解した体験を持つ。
現在は産業カウンセラーとして、個人のカウンセリングからメンタルヘルスの研修講師、行政(静岡県・静岡市)の相談員を務める。
「カウンセリングをもっと身近に」をテーマに押し付けない、負担にならないカウンセリングを心掛けています。