中学生・高校生のカウンセリングで気を付けている事

制服を着ている男女のイラスト

件数はそれほど多くはないですが、年間十数件は中高生の保護者からカウンセリングを依頼されることがあります。

 

スクールカウンセラーや養護教諭に相談する生徒さんが多いかと思いますが、

「友達には知られたくない」

「先生に相談したらいじめの加害者にばれた」

本人たちはこのような事情でご相談にいらっしゃいます。

 

今回は、中学生、高校生のカウンセリングを行う時に、カウンセラーが気を付けていることと、関わり方を少しご紹介したいと思います。

【原則】ご相談者(子ども)本人の意思確認を念入りにする

問診のイメージ

カウンセリングを受ける本人の意思確認は最も重要です。

無理やり連れてこられて「話なさい」なんて言われても嫌ですよね?

当然警戒はするでしょうし、怖いし不安だなと感じても無理ないかと思います。

 

親として子どもが困っているのであれば、どうにかしてあげたいと思い考えつく限り解決を模索するでしょう。

ただ、この「~してあげたい」というのは善意であっても、追い詰められている人にとってはプレッシャーになります。

 

ご本人がご本人の意思でカウンセリングを受けてみようかなと思えるまではいったん保留にしておくのが吉でしょう。

中高生ともなれば文字を読んで理解することは出来るので、

「(ホームページを見せながら)こんなところもあるみたいよ~」と情報提供に留めるのも手かもしれませんね。

 

当カウンセリングルームに限らず、本人がいいなと思えるところに足を運ぶのが何よりでしょう。

先生にならないように気を付ける

尊敬

ご相談者の中には「先生、先生」と慕ってくれる相談者の方もいますが、私は先生をやってるつもりは無いんですよね。

それは当然中高生と向き合う時も同じで、双方に上下関係は持たないように心掛けています。

 

カウンセラー側が上に立てば、優しいかかわり方も指導や指示に聞こえてしまうかもしれません。

反対にカウンセラー側が下手に出過ぎても、相談者の言いなりになるだけなのでカウンセリングは機能しません。

 

あくまで対等な関係で、ある程度お互いリスペクトを持っていないと上手くいくものも上手くいかないのでしょう。

共感できるような話も織り交ぜる

ワークショップ

どの子どもたちも初めて入室される時は緊張が顔に出ている子がほとんどです。

それはそうですよね。見ず知らずの大人に悩みを話せなんか言われても上手く話せるか心配になりますもんね。

 

緊張が強い子に対しては、相談内容の途中や冒頭に趣味の話や最近の出来事など解決したい相談内容から少し外れた話も一緒にしています。

勉強の仕方、恋愛のこと、最近流行りの歌とか、部活のこととか・・・

話しやすいものを話すことで次第に緊張も和らいでいくんですよね。

 

最初は緊張状態だったのが、後半談笑できるようになるのは、私の共感能力が高いのか、それとも精神年齢が低いのか・・・

純粋に相手のことを知りたいという内容をお聴きしていくので口下手な子どもでもある程度は対話でついていけることが多いです。

 

どうしても上手く話せないというケースは、絵画療法やワーク(書き物)をしてもらって、パーソナリティを理解するようにしています。

多く寄せられる相談内容

氷の入ったコップに水を注ぐ

ここでは3つほど挙げさせていただきます。

 

・いじめ、不登校

・進学・進路・自分自身との葛藤

・学校、クラスメイトに馴染めない

 

8割くらいはこのような話をされることが多いです。

ただ、話を進めるにつれご家族の話をされることも少なくありません。

 

幼少期の離婚のことだとか、共働きでご飯を食べるのは1人が多いとか、

親が気付かないところで、家族に対して何らかの思いを抱えていることもあります。

 

人間にはストレスを溜め込む限度があります。

それは子どもも同じことで、最初に打ち明けた悩み以外にもその裏でずっと隠し持っていることの方が大きかったということもままあります。

(家族の悩みはもちろんカウンセリングの内容については、本人の許可なく親や保護者には伝えませんので、ご安心ください。)

 

本人の生き方を見直すと同時に、「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」などを1つずつ整理し、

それをカウンセラーがしっかりと受け止めると子どもなりの自分らしさを取り戻していきます。

早いうちにカウンセリングを・・・

二匹の蝶

大人の方には失礼ですが、子どもの方が素直で頭が柔らかいことが多いです。

コミュニケーションのこと、深く考えすぎない思考法、気持ちの持っていき方など私がお伝えしたことを素直に実践してくれる子がほとんどです。

 

自分の生き方や人生観など年を取ればとるほど凝り固まってしまいがちなので、

出来ればカウンセリングを受けるのは早いに越したことはないのかなと思っています。

 

子どもなら学校と家、大人なら職場と家が居場所になることがほとんどだと思います。

どちらも居心地が良くないと感じるなら、居心地のいい場所を作るか求めることもストレスマネジメントにおいて大事なことですよ!?

 

最後に宣伝ですが、当カウンセリングルームはしずおか子育て優待カード事業協賛店なのでカウンセリング料金が10%引きになります!!

子どもも大人もみんなにとって「身近」だと感じられるカウンセリングルームにしてきたいので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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