コロナウイルスの影響で、入社式・入学式など延期になっているところも多いかと思います。
一日も早く終息することを心から願っています。
今回は、新年度ということで環境が変わることも多いと思ったので、
心構えといいますか、私の体験談を反面教師にして頂きたく記事を書こうと思います。
新しいことをする=赤ちゃんと同じ
20数年間の努力が報われて就職となると「絶対に成果を出さないと!」・「下手な失敗は出来ないぞ!」という自己暗示がある方もいるかと思います。(私自身がそうでした・・・)
でも、そんなに自分にプレッシャーをかけなくてもいいと思います。
初めてやることや学ぶというのは、赤ちゃんと同じです。
赤ちゃんは失敗して当たり前!私の息子(0歳児)もミルクを飲めばゲーゲーして上手く食事も取れません。
研修などで基本的なことは学ぶかもしれませんが、実際に現場で動くとなるといくらイメージトレーニングしていても想像と違うことも多くて戸惑うこともあるでしょう。
失敗しても大丈夫!!赤ちゃんなりに頑張って行けばいいと思います。
それでも失敗が怖い・・・
職場に行けばきっといるでしょう、1人や2人おっかない人が。
新入社員を激高しながら説教するような人というのは、赤ちゃんに対して「何でこんなことも分からないんだ!!」と言っているのと変わりないので、きっと説教している本人もまだ子どもなのでしょうね。(もちろん人を傷付けるようなミスをすれば怒られると思います)
自分にとってとっつきにくいなと思う人は、「あの人はそういうキャラクターなんだ」と割り切って、あまり言葉を真に受けないようにした方がいいかもしれません。
余裕がある時には、その人がどうしてそんなに怒るのか考えると、きっと自分の勉強にもなると思いますよ。
新しい環境に挑む時は、新しい自分を見せるチャンス
高校デビュー、大学デビューなんて言葉があるようですが、個人的にはとてもいいことだと思います。
・内向的⇒外交的に社交的にしてみる
・話が長い⇒短く簡潔に話してみる
・地味な服装を好む⇒少し派手な服装にしてみる
などなど些細な変化でも自分を大きく変えるチャンスになるでしょう。
自分の弱点や欠点を補えるように、キャラ作りからすると楽に生きられる自分が見つかるかもしれませんよ?
ストレス=我慢したときに溜まる
ストレスは自分の気持ちを吐き出せずに我慢したときに溜まります。
新人さんだと気を遣ったりすることも多いと思うので、我慢するシーンが増えるかと思います。
ただ、そんな時こそ勇気をだして自分の気持ちや考えていることを吐き出してみましょう。
私はこれが出来なかったので、大きなストレスになってうつ病になりました。
職場や学校で言えないないなら、家族でも友達でも、もちろんカウンセラーでもいいです。
自分の心の余裕を保ちながら、いろんなことを吸収して器の大きい人になれるように応援してます。
うつ病歴3年。カウンセリングによって症状が寛解した体験を持つ。
現在は産業カウンセラーとして、個人のカウンセリングからメンタルヘルスの研修講師、行政(静岡県・静岡市)の相談員を務める。
「カウンセリングをもっと身近に」をテーマに押し付けない、負担にならないカウンセリングを心掛けています。