一日の内で、多くの人がたくさんの時間を割いてしていることが睡眠です。
その睡眠が満足に取れないとストレスになりますよね?
この記事が、皆さんの睡眠トラブル解決のきっかけになることを願います。
日中に疲れることをする
どうしても体力が有り余った状態では、寝つきは良くないと思います。
運動に限らず、勉強することも当然脳は疲れを感じますので、寝つきを良くすることでしょう。
寝る前に難しいビジネス書なんかを開くと眠気を誘うかもしれませんね。
また、身体を動かすことで疲れを感じたいのであれば、日の当たる所で軽作業やウォーキングすると良いです。
それも出来れば午前中にすると、体内時計が良く働くようになるので、夜必然的に眠気が訪れるかと思います。
寝る前に体を温める
身体が冷えていく時に眠気を感じるように人は出来ています。
しっかりと入浴して体を温めたり、暖かい飲み物を寝る前に飲んで内臓から一度温めることも効果的です。
コーヒーはどうかとよく聞かれますが、飲んですぐに布団に入るのであれば大丈夫です。
カフェインが効き始めるのには、時間差(およそ30分後から)があるのですぐに寝付くことが出来れば問題はありません。
ただし、カフェインの作用を気にして「早く寝ないと」と思ってしまう方は、プレッシャーになってしまうので、避けた方が賢明です。
今できないことは考えない
例えば、将来のことや過去のことを考えたところで今解決させることは出来ません。
つまりそのような考え事には「終わり」が無いので、考え出すと睡眠時間をどんどん圧迫します。
今の時間で完結できることをするか考えるようにして下さい。
「あの人になんて言われるだろう?」「あの失敗みんな気にしてるかな?」といった答えの出ない思考はネガティブになって不安から眠れなくなります。
・このドラマを見終わったら寝よう
・皿洗いを済ませて、明日のご飯の炊飯器をセットしたら、布団に入ろう
・明日起きたら取り合えずシャワーを浴びよう
このような今できることを考えたり、実行してすっきりと睡眠につきましょう。
睡眠薬は対処療法
そうはいっても、上に挙げたことが出来ない方も多いかと思います。
睡眠は非常に大事なことなので、薬を使うのも手段としてはいいかと思います。
しかし、睡眠薬はあくまで眠れないものを眠りやすくする対処療法です。
多くの場合、寝つきが悪いとか眠りが浅いといった問題はストレスによるところが多いと思います。
そんな時は時間を作ってカウンセリングに足を運んでいただきたいです。
ストレスは自分の気持ちを吐き出せなかったときと誰にも受け止めて貰えなかったときに溜まります。
思う存分、日頃のストレスを吐き切って、薬に頼らないで眠れるように全力でサポートいたします。
話が苦手な方、内気な方、弱みを見せることが出来ない方、その苦しさ本当によく分かります。(私も以前眠剤を飲んでいました)
適宜質問しながら、心の底の気持ちを吐き出せるように促しますので、遠慮なくご相談ください。

うつ病歴3年。カウンセリングによって症状が寛解した体験を持つ。
現在は産業カウンセラーとして、個人のカウンセリングからメンタルヘルスの研修講師、行政(静岡県・静岡市)の相談員を務める。
「カウンセリングをもっと身近に」をテーマに押し付けない、負担にならないカウンセリングを心掛けています。