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すぐに実践可能な気分を良くする方法7選
1.大声を出す
身体のうちにあるモヤモヤを物理的に吐き出します。
日常生活でそう大声を上げる機会というのは少ないとは思います。意外とすっきりするものなんですよ!?
家ではなかなか近所の目もあるので難しいと思います。カラオケや人気のない山や海に行って大声を出してみましょう。
その時間も無いという人は、枕を消音材にして大声を出してもいいかもしれません。
2.明るい服を着る
色というのは、何とも不思議なもので見たり身につけるだけであらゆる効果を発揮します。
気分を良くするという面で考えると明るい色の衣類を身に付けることで、気分が高揚することがあります。
勝負下着というのも、もしかすると自分を鼓舞するためのものなのかもしれませんね。
芸人の千原ジュニアさんは赤パンツを愛用しているそうですね。
3.好きな音楽を聴く
音には癒し効果があります。
好きな音楽を聴いて、リズムにのって口ずさんだりすると、その時は一瞬気分が晴れるかもしれません。
クラシックやヒーリングミュージックが良いとされますが、個人的には好きな音楽を聴くのが一番だと思います。
気分が落ち切っている時は、音楽も騒音に聞こえてしまうかもしれないので、そのような時は静かなゆったりとしたものにするなど、
自分の今の状態に合わせた音楽を楽しむのが良いでしょう。
4.好きな匂いを嗅ぐ
匂いにも気分を良くする効果があります。
アロマなどは代表的なものかもしれませんが、自分の好みの匂いを嗅ぐことで、脳内にセロトニンが分泌され幸せな気持ちになります。
音楽と同様に耳も鼻も脳に近いので、それだけ即効性があるのですね。
ちなみに、当カウンセリングルームでもアロマをご用意しております。
詳しくはこちら → アロマメニューについて
5.自信があるポーズ・元気なポーズをする
なんだそれ!?と思われる方もいるかもしれませんが、騙されたと思ってやってみて下さい。
クシャっとした笑顔をしてみたり、スキップをしてみたり、元気で明るい人のポーズを取ってみるだけです。
もちろんそんな気になれないと思いますが、だからこそわざとやってみるのです。
身体と心は連動しているので、身体が楽しい仕草をしていれば、それに合わせようと心が楽しくなってくるというメカニズムです。
まあ、脳を騙すといったところでしょうか?
自信が無い方におすすめなポーズは、腕組みをして胸を張り威張ったような姿勢です。
これを30秒ほど続けてみてください。すると、少し自信が持てるような気がしてくると思います。
6.好きなものを食べる、飲む
これも非常に即効性があります。
たまには自分へのご褒美として美味しいものを食べるというのは、ストレスがかなり軽減されます。
自分の感性のままに自分が自分を喜ばせてあげましょう。
承認欲求が強い方は、自己承認を覚えると役に立つことが多いですよ。
7.未来に楽しみを設定する
気分が滅入って落ち込んでいる方の多くは、未来に楽しみを思い描けないかと思います。
そんな時は、自分で楽しみを設定してしましょう。
・この仕事をこなしたら、欲しかったものを買うぞ!
・今週乗り越えたら、週末はあそこに出掛けよう!
などなど、自分のスケジュールに楽しみなイベントを設定して、それを糧に生活すると今を頑張れるようになるかもしれません。
結局、その場しのぎじゃないの!?
はい、その通りです。
ただ、ず~っと気分が優れない状態から一時的にでも解放されるとストレスは減ります。
ストレスが少し減った状態ならば、今までの自分を反省したり、前向きに努力しようとすることが出来るようになります。
その期を逃さずに、憂鬱になってしまう習慣を見直したり、すぐに落ち込む原因を自己理解したり、自分のストレッサーは何かを分析するといいでしょう。
私自身、うつ状態のひどい時は無気力で何もする気が起きず、でも何とかしたいという思いで葛藤していました。
過去の自分やこれを読んで下っているみなさまへのメッセージです。
「あなただけが悪いわけじゃない!!!」
私は、ここにくる相談者の味方でありたいと思っていますので、1人でどうしようもないと感じていたら、遠慮なくご相談くださいね。
うつ病歴3年。カウンセリングによって症状が寛解した体験を持つ。
現在は産業カウンセラーとして、個人のカウンセリングからメンタルヘルスの研修講師、行政(静岡県・静岡市)の相談員を務める。
「カウンセリングをもっと身近に」をテーマに押し付けない、負担にならないカウンセリングを心掛けています。