本記事は、私見に基づくものなので絶対ではありません。
しかし、私自身の病気の体験とカウンセラーとして相談活動を行っている中での考えなので参考にして頂けると幸いです。
目次
病院(心療内科・精神科・メンタルクリニック)について
☆症状を和らげる
・眠りが浅い、夜中に何度も目覚める、早朝に覚醒してしまうなどの睡眠トラブル
・短期間の体重の増減、食欲不振、食欲過多
・動悸・不安・イライラ・希死念慮など
このような症状をどうにかしたいという方は病院がお勧めです。
病院では薬物療法が治療法のメインとなるかと思いますが、風邪と同じように症状に苦しむのであればそれを緩和してくれるかと思います。
☆病気の診断が貰える
医療機関ではない限り病気の診断をすることは出来ません。
正体不明の体調不良を抱えるよりも、しっかり診断を貰った方が安心できる方もいるでしょう。
正直診断を貰うのはすごくショックなことだと思います。(私も体験上すごくショックでした)
しかし、ありのままの自分を受け止めるというのは病気や自分を乗り越えるうえでとても大切なことです。
素人判断で決めつけないように、専門家に相談してみるのが得策でしょう。
カウンセリングについて
☆悩みを和らげる
カウンセリングは悩みの緩和に期待ができます。
・今まで言えなかったことを打ち明ける
・自分に無かった考え方や行動を身につける
・無意識に苦しめていた自分に気付く
このような体験を得られれば多くの悩みは解決します。
病気の診断とも似ていますが、ありのままの自分を受け止める作業はどこかで必要になります。
今の自分の状態(感じ方や考え方、言動など)が分からなければ、次の1歩は踏み出しにくいですし、誤った方に進むかもしれません。
☆安心感を得られる
カウンセラーとの相性が良ければ安心感を得ることにも期待できます。
悩みや不安を相談するというのは、自分の気持ちを誰かに委ねるということにも繋がります。
1人で抱えるのが苦しいのであれば、解決できそうな人にパスをする。
私はそれが出来ずにうつ病になりました。
なので勇気を持ってここに来られる方に対して本当に尊敬しています。
病院・カウンセリングいずれも手段の1つ
病院にしても、カウンセリングにしても、それは手段の1つに過ぎません。
友達に相談したり、自分で解決することも悩みを解決する手段です。
専門性の高い人からのアドバイスや関りは悩み解決の近道にはなるでしょう。
また、友人や家族など近いがゆえに話しにくい事や本音をさらけ出すのが難しい事もあると思いますので、第三者の方が話しやすいという面もあります。
結論はすごく悩みますが、
みなさんが入りやすいと思った(感じた)入り口が正解だと思うので、
迷うようなら自分の直感を信じて問い合わせてみてはいかがでしょうか?
また、医師やカウンセラーも1人の人間なので考え方や方針、関わり方などは多種多様です。
相性の問題もあろうかと思いますので、信頼出来て安心感のある場所があなたにあった場所だと思います。
当カウンセリングルームはどなたでもご利用できますので、お気軽にお問い合わせいただけると嬉しいです。
うつ病歴3年。カウンセリングによって症状が寛解した体験を持つ。
現在は産業カウンセラーとして、個人のカウンセリングからメンタルヘルスの研修講師、行政(静岡県・静岡市)の相談員を務める。
「カウンセリングをもっと身近に」をテーマに押し付けない、負担にならないカウンセリングを心掛けています。