定期的に体調を崩してしまったり、慢性的に頭痛や胃痛、下痢や便秘に悩まされていたりしませんか?
病院にかかっても「ストレスですね。」と言われお薬を出され様子見。
症状が治まってはまたぶり返してその繰り返し。
今回は、ストレスや悩みと言われても思い当たることが見つからない方に気付きがあるような記事にしていこうと思います。
1.我慢していることはないか?
仕事や家庭など人間関係が絡むところでは多かれ少なかれ我慢はあろうかと思います。
本当は自分の思い通りに事を進めたくても他人と一緒に生活すれば思い通りにいかないことがほとんどですものね。
当たり前の話ですが我慢はストレスに繋がるでしょう。
これは対人関係に限らず、自分自身に対して我慢を強いているケースもあります。
・本当はやりたくないけど仕事だからしないといけない
・家事はしっかりとこなさなければならない
・夜はしっかりと寝なければならない
このように自分の考え方が潜在的に抱えているもう一つの自分に我慢を強いているケースもあるでしょう。
端的に言えば、『自分の考え方が自分を我慢させストレスを与えている』ということもあるのです。
2.諦めている事、無理だと思っていることはないか?
冒頭にもあったストレスに関わる症状や、人間関係で諦めてしまっていることはありますか?
この質問で思い当たる方はストレスを感じているはずです。
まるっきり本当に諦めきっている人ならば、そもそも期待すらしないので先の質問に答えることは出来ないはずです。
しかし、本当はどうにかしたいという思いがほんの少しでもあれば、今思い通りになっていないということなのでストレスに感じるでしょう。
余談ですが、私は小さい頃から花粉症持ちだったのですが、今期は症状がほとんど出ていないのです。
薬やレーザー治療などあらゆることを試しましたが、最終的に効いたのは針治療とジャムティー(ご興味のある方は調べてみてくださいね)でした。
完全に無症状とまではいきませんが、ピーク時は毎日箱ティッシュを1箱使うほどひどかったので、それに比べればとても快適です。
今思えば、花粉症も毎年恒例の当たり前と思っていながらも症状に我慢したりしてストレスを抱えていたのだなと感じます。
どうにもならないと自分の中で思い込んでいることも、人からのアドバイスや新しい発見があると解決されることもあるかもしれませんね。
3.悩みが分からないのに何を話したらいいのか【カウンセリング】
ご相談者の中には一定数このような方たちもいらっしゃいます。
先の文章から『ストレス』で思い当たった方はそれをお話しして頂ければオッケーです。
もちろんすべてがすっきり解決ということにはならないとは思いますが、悩みを一人で抱えている状態からは脱却できるでしょう。
男性の方などは特に、自分の悩みや日頃抱えている思いや気持ちが吐き出せて誰かに受け止めて貰えると存外に心地のよさを感じると思います。
人は良くも悪くも大きくなるにつれて、正解か不正解かそればかりを気にするようになります。
しかし生き方においては正解も不正解もないんですよね。
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、
『困ったらすぐに解決策ではなく、回り道に向かうことが近道になる』ことも少なからずあるのでしょう。
普段、自分の気持ちに蓋をし過ぎてもはや自分の気持ちが何か見失ってしまった方は、
ぜひ私と本当の自分を見つけて、今や将来がどうすれば楽に生きられるか出来ることを一緒にカウンセリングを通して考えてみませんか?

うつ病歴3年。カウンセリングによって症状が寛解した体験を持つ。
現在は産業カウンセラーとして、個人のカウンセリングからメンタルヘルスの研修講師、行政(静岡県・静岡市)の相談員を務める。
「カウンセリングをもっと身近に」をテーマに押し付けない、負担にならないカウンセリングを心掛けています。