本記事を読んでいる方が女性が多いのか男性が多いのかは分かりませんが、
先日悪い男性の見分け方という記事を書きましたので、公平性を期すために悪い女性の見分け方も綴ろうと思います。
両方の記事を読むことで何となく私の伝えたい思いは分かっていただけると思うので、お時間のある方はどちらも読んで頂けると嬉しいです。
1.尽くしてくれる女性
相手に尽くすというのは美学と言いますか素敵なことだと一般的には捉えられることが多いかと思います。
ただ、怖いのは尽くすことに対して見返りを求めているか否か。
「あなたのためにこれだけやってあげたのに・・・」
「いつも私が我慢してばかりなのに」
「結局私が悪いんだよね。。。」
こんな我慢を続けていけばいつか無理が生じて抑え込んできた気持ちが爆発してしまいます。
男性側からすれば、そんな我慢をさせている自覚もなければ急にどうしたんだと驚いて受け入れられなくなってしまうでしょう。
パートナーに尽くす、会社に尽くす、子どもに尽くす・・・
『尽くす』という表現を使う時点で、多かれ少なかれ自己犠牲が伴っていると思われますので、何事もほどほどが肝要です。
【ワンポイントアドバイス】
強くて真面目で頑張り屋の女性はいつか我慢に限界を迎える可能性があるかも!?
2.感情的に話をする人
感情の浮き沈みが激しい女性は注意が必要かもしれません。
ホルモンの関係もあるので仕方のない部分もあるかもしれませんが、度を超すと人間関係が壊れてしまうことにも繋がりかねません。
特に注意したい感情は『怒り』。
人が怒るのは自分が思い通りにならなかった時です。
声を荒げ、怒りを面に出して相手にぶつける。
そうまでしても自分の思い通りにしたいということなのです。
男性側で紹介したモラハラは、(矛盾した)理屈で相手を支配する。
感情で相手を支配するのもやはり良い事とは言えないでしょう。
個人的に思う良くないことは、『自分の価値観を相手に押し付けること』。
手段がどうであれ、価値観の押しつけは誰も幸せにならないし、出来ないでしょう。
【ワンポイントアドバイス】
彼女が思い通りにならなかった時の反応を見ると良いでしょう。
3.束縛が激しい
束縛が激しい女性とお付き合いしても上手くいかなくなることが多いかもしれません。
・連絡をいつも取っていないと不安
・誰といつどこで遊びに行ったか把握しようとしてくる
・連絡先から女性のものは全部消すように言われる
付き合った当初などはこのようになってしまう気持ちも分かるのですが、こうしたことが続くようなら少し心配ではあります。
もちろんやましい事が無ければ、相手の要望に応えることは厭わないとは思います。
しかし、このようなことが続けばどこかのタイミングで男性は『自分のことを信用していないのではないか?』と感じるでしょう。
この疑念を持ったら赤よりの黄色信号。
男性は離れようとし、女性の束縛はエスカレートする。
このような関係では長くはもたないでしょうね。
男性・女性問わず束縛したい人の背景には自信のなさが挙げられます。
自信は他人から与えられるものではなく、自分を信じて初めて手に入れられるものなのでしょう。
【ワンポイントアドバイス】
束縛が激しいと感じたら、どうすればお互い納得して安心できるか話し合ってみましょう。
4.家族の話をしない女性
この点については、女性自身が悪いという話ではないのですが、付き合ったり結婚する相手としては注意が必要になるでしょう。
結婚や恋愛で上手くいかない最大の原因は、『価値観の不一致』です。
ではこの価値観とはどこで形成されるかというと多くは生い立ちと考えるのが良いでしょう。
必ずしもみんながみんないい家庭環境で育っているとは限りません。
DVや虐待を受けて育ったのであれば、心にトラウマを抱えるケースも少なくありません。
実際に私のカウンセリングルームにいらっしゃる女性のDVや虐待加害者の多くは、家庭環境に問題があった人がほぼ100%です。
女性もかつては被害者だったので根っからの悪い人ということは決してないのですが、
そうかといって自分のパートナーに危害を加えていい理由にはなりません。
子どもが居たり世間体を気にしている男性は家族でこのようなことが起きていても抱え込んでしまうかもしれません。
しかし、結婚やお付き合いは双方が幸せになるためにしたのですから、男性であるあなたも幸せでなければ一緒にいる意味はあるのでしょうか?
【ワンポイントアドバイス】
家族仲などは確認しておくといいかと思います。
5.そのほか細かい部分
まとめて解説すると大変なことになりそうなので、下に注意したい人を列挙しておきます。
・店員さんや友人など自分以外の人にあたりが強い人
・謝れない人
・こだわりが強い人
・嘘をよくつく人(冗談であっても)
・考え方が極端な人=グレーゾーンが無い人
・自罰的もしくは他罰的な人
・思い込みが激しい人
程度の問題はあるかもしれないですが、上に挙げた方も少し注意が必要かもしれません。
何となくこの人少数派だなと感じる言動があったら、心に二面性を抱えているケースがあります。
直接あなたに危害を加えるかは分かりませんが、放っておくとあとで苦労することになるかもしれません。
【ワンポイントアドバイス】
あれ?おかしいな?と思うことはそのままにしないこと。
~最後に~
もし、この記事を女性が読んでいたら不快な思いをさせてしまったと思います。申し訳ございませんでした。
ただ、私もかつては悪い男だったのだと思います。
人に気を遣いすぎて優しすぎるくらいでしたし、しょうもない嘘はよくついていましたし、妙なプライドがあって謝ることも出来ませんでしたし・・・
結果、私はうつ病を患って家族に多大なる迷惑をかけることになりました。
幸い妻はまだ連れ添ってくれていますが、捨てられることも十分に考えられたでしょう。
話がそれてしまいましたが、悪い女性の背景にはそれなりの理由があるのです。
ただ、それをパートナーがどこまで付き合うかを決めるのはパートナーである男性次第。
個人的にはDVや虐待など犯罪行為があれば一発アウトだと思います。
恋愛も結婚も自分と相手が幸せになるためにするので、過度な我慢はお互い厳禁です。
お気づきだと思いますが、悪い男性の見分け方で紹介したものと悪い女性の見分け方で紹介したものどちらもほとんど同じような内容です。
男性・女性の枠で考えず1人の人間としてどう付き合っていくかを考えると良いでしょう。
恋は盲目とも言いますが、感情が先行して好きな相手を傷付けてしまうのでは本末転倒になりますので、
家族やパートナーと言えでも『距離感』は非常に重要です。
そしてその距離感に正解・不正解はなく2人が導き出すものなのです。
本音をさらけ出せ、お互い認め合える人が運命の人(いい女性)だと思いますので、
人間関係で損をしないようにするにはコミュニケーションスキルを高めておくに越したことはないでしょう。
当カウンセリングルームは、コミュニケーションの資料やワークもカウンセリングに取り入れていますので、
ご興味がありましたら是非お問い合わせくださいね。
また、夫婦カウンセリングなどの相談も受けていますので関係性を見直したい方などは遠慮なくご相談ください。
うつ病歴3年。カウンセリングによって症状が寛解した体験を持つ。
現在は産業カウンセラーとして、個人のカウンセリングからメンタルヘルスの研修講師、行政(静岡県・静岡市)の相談員を務める。
「カウンセリングをもっと身近に」をテーマに押し付けない、負担にならないカウンセリングを心掛けています。