幸せなら手をたたこう、幸せなら手をたたこう
幸せなら態度で示そうよ、ほらみんなで手をたたこう♪
みなさんも聞いたことのある、アメリカ民謡の「幸せなら手をたたこう」です。
この歌を歌うとだんだん元気が出てくる気がしませんか?
日本では、手遊び歌としても有名ですが、動作をつけて歌うとよりいっそう元気になる気がします。
この歌では、「しあわせ」という感情を表現するなら、手を叩きましょうという歌ですね。
ふだん、みなさんは感情を表に出して表現していますか?
感情には、しあわせだけでなく、怒りや悲しみ、辛さや嫉妬、楽しさや嬉しさ、とてもたくさんの表現があり、言葉としては多くの人が認識していると思います。
しかし、その表現方法はひとそれぞれで、同じ「楽しい」という気持ちも人によって感じ方は違いますし、その状況によって同じ人でも楽しいの中に違うエッセンスが入ることもあります。
そういった時に、素直に自分の感情を表に表現することは、難しかったり、また他の人との関わりの中で、素直に自分の気持ちを表現できなかったりします。
それって何か苦しいし、辛くないですか?
もちろん、自分の素直な気持ちを表現することで相手を傷つつけてしまうこともあります。
でも、飾らず自分を表現することは、「ありのままのあなたの姿」なのではないでしょうか?
行動を変えると気持ちが変わる
例えば、自分に自信が持てない人がいるとしたら、
目線を少し上げるよう意識する、胸を張って歩くようにする、いつもより少し明るい服を着てみるなど、ほんの少しでもポジティブになれそうなものを日常に取り入れることで、気持ちが大きく変わることがあります。
また、ネガティブな気持ちも素直に表現すると良いです。
何か言葉で上手く表現できない時には、身体で表現してもいいです。
本当は苦しいのに無理して作り笑顔をしたり、全然納得していないのに「はい」と返事をしてしまったり・・・
大人になるとそういう場面も増えるかもしれませんが、どこかしらで自分の素直な気持ちを吐き出すことはして欲しいなと思います。
ため息をつきたければ、思いっきりため息をついていいんです。(副交感神経が優位になってリラックスできます)
ため息は幸せが逃げると言いますが、幸せでないからため息をつきたいのにそれを我慢する方がよっぽど身体に悪いと私は思います。
騙されたと思って歌ってみましょう!!
最後に、もう一度「幸せなら手をたたこう」を一緒に手をたたいて歌いましょう。
歌えない環境や、手を叩けない環境でこの記事を見ている人は、やっている自分を想像しながら、歌詞を頭で読んでいってください。
幸せなら手をたたこう
幸せなら手をたたこう
幸せなら態度で示そうよ
ほらみんなで手をたたこう
ね、少し元気になったでしょう!?
うつ病歴3年。カウンセリングによって症状が寛解した体験を持つ。
現在は産業カウンセラーとして、個人のカウンセリングからメンタルヘルスの研修講師、行政(静岡県・静岡市)の相談員を務める。
「カウンセリングをもっと身近に」をテーマに押し付けない、負担にならないカウンセリングを心掛けています。